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網走で宿泊するなら、駅近くのちょっとレトロで落ち着く、格安ホテル「ホテル サン・アバシリ」。

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出張で訪れた網走。
初めての土地なのに、どこか懐かしい、そんな空気が漂う町だった。

まず向かったのは、網走駅。

観光シーズンでもない平日の昼間、人もまばらで静かだったけど、
その分、駅のたたずまいがやけに味わい深く見えた。

階段の下に掲げられた木製の「網走駅」の文字が渋い。
「ようこそ、知らない町へ」とでも言っているようだった。

駅前には「モヨロ人 漁夫の像」。
この力強さ、妙に刺さる。

駅の正面に立っていたのは、謎の漁夫の像。

調べてみると、どうやらこれは「モヨロ人」と呼ばれる古代の人々をイメージしたものらしい。
その手に持っているのは銛(モリ)で、寒さと海と闘ってきた民族の魂みたいなものが、石像からズシンと伝わってくる。

正直言って、最初は「なんだこの像…」と思ったけど、
見れば見るほどクセになる表情とポーズだった。パリピ感は否めないが、彼は大マジメである。

あの名作ゲーム『オホーツクに消ゆ』の聖地でもある。

駅構内には、ファミコン世代にはたまらないポスターが。

そう、あの名作アドベンチャーゲーム北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆの舞台がここ、網走だったのだ。…「ポートピア殺人事件」じゃないよ。

あの氷点下の推理劇をプレイしたあの日から、こんな形で現地に来ることになるとは…。
ポスターを見た瞬間、テンションがちょっとだけ上がった。

そして泊まったのは、「ホテル サン・アバシリ」

今回の出張でお世話になったのは、駅から歩いてすぐの場所にある、
「ホテル サン・アバシリ」

外観は、やや年季の入ったビジネスホテルという印象。
でも、そこがいい。肩肘張らずに泊まれる、ちょうどいい雰囲気。

全体的に清潔感もあり、外壁にはきちんと手が入っているのがわかる。

設備はシンプル、でもちゃんとしてる。

室内はコンパクトだけど落ち着く空間。
大きなホテルにありがちな“仰々しさ”がないのがありがたい。

Wi-Fiは問題なく使えたし、空調設備も各部屋についていて快適。
静かな町だからか、夜はとても静かでよく眠れた。

出張や一人旅に必要なものが、きちんと揃っている。
それでいて、どこか「昭和の良さ」を残した雰囲気が漂っていて、妙に落ち着くのだ。

謎の段差もあるが、そこはご愛嬌だ。

なにより“町の空気に馴染んでいる”のが良かった。

網走という土地は、観光地でもあり、漁港の町でもあり、
冬は流氷が押し寄せるというドラマチックな一面もある。

でもそれ以上に、そこに「ふつうの暮らし」があるのが良い。

ホテル サン・アバシリは、そんな町の一部としてちゃんと馴染んでいるように感じた。
チェーン系にはない、「地元に溶け込んでる感」があった。

まとめ:次に網走に来るときも、たぶんまたここに泊まる。

豪華でもなければ、話題の“映えるホテル”でもない。

でも、ちゃんと眠れて、落ち着けて、
翌朝もう一度、モヨロ人像に見送られるような朝を迎えられる。そして何より、2025年4月の時点では、かなりリーズナブル!!

なんと、1泊素泊まり、シングル:¥3,900(税込)!!かなり、ビジネスマンの見方だ。

ホテル サン・アバシリ、出張でも、ゆる旅でもおすすめです。

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MOMOKAN
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日常をネタにするオジサン
ちょっと年を重ねたオジサンです。 出張先でふらっと町を歩いたり、家でコツコツ料理したり、たまに趣味をこじらせたりしています。 過ぎた時間は戻せないけれど、「これからの毎日くらいは、ちゃんと楽しみたい」。 そんな気持ちで、気まぐれにこのブログを更新中。 できることから、オジサンなりに面白がって生きてます。 共感してくれるあなたと、どこかでつながれたら嬉しいです。
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