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十勝の音更に訪れたら絶対食べたい絶品炭火焼き、豚丼のかしわの魅力

豚丼
momokan

北海道に来て「豚丼」と聞けば、たいていの人は帯広の名店を思い浮かべる。

ぱっと名前が挙がる店も多いし、実際どこも美味しい。
でも声を大にして言いたい。

本当にうまい豚丼は、隣町の音更(おとふけ)にある。

「豚丼のかしわ」
この店に出会ってからというもの、帯広に来るたび、俺の昼はここで決まりだ。

なぜって? 炭火の香ばしさと、ぶ厚いのにやわらかい肉
この二つが共存してる時点で、豚丼界ではかなりの強者なのだ。

音更のローカル感たっぷりの立地

「かしわ」があるのは帯広じゃなくて、十勝の隣町・音更町。

車でちょっと走ればあっという間なんだけど、
観光ガイドにはあまり出てこない、言わば“地元民に愛される店”。

店構えは至ってシンプル。昔ながらの定食屋の風情。
入口には「炭火焼き 豚丼の店」とある。

この“専門”の二文字が、すでに期待感を煽ってくる。

ランチタイム勝負。15時には閉まる潔さ。

この店、夕方は営業してない。15時には閉まってしまう。

つまり、豚丼は昼の勝負飯

休日になると、地元の人たちがぞろぞろと集まってくる。
観光客よりも、作業着を着たオジサン、家族連れ、ちょっとしたドライブの途中、そんな感じの人が多い。

今回は「豚丼(中)」を選んだ。

正直「中」でもかなりボリューミーなので、初めての人にはちょうどいいと思う。

炭火で焼かれた豚肉が、ごはんの上で輝いてる

席について数分。厨房からはジュウジュウと肉が焼ける音。

この音を聞きながら待つ時間、けっこう好きだ。
空腹と期待がじわじわ高まっていく。

で、出てきた豚丼。
目の前に置かれた瞬間、思わず「うわ……」と声が漏れた。

艶めくタレ、炭火の焦げ目、そして肉の厚み

これぞビジュアルで圧倒する系の丼。

ひと口目でわかる。
タレがちょうどいい。

甘すぎず、辛すぎず。
醤油ベースのタレが、肉の脂と混ざって、ごはんを一気に持っていく。

それでいて、肉がぶ厚いのにやわらかい
どうやってこの絶妙な焼き加減を保ってるのか謎だが、口の中でほろっとほぐれる。

これが炭火マジックか…と思わず唸る。

「肉の主張」と「タレのバランス」が完璧


肉が主役でありながら、タレも脇役じゃない。

両方がちゃんと舞台に立ってる。どちらも手を抜いていない。

しかも、炭火で焼かれていることで、肉全体に香ばしさがまとってる。
この香りがまた食欲を加速させる。

白ごはんを追い越す勢いで、肉が減っていく。
食べ終わるのが惜しくなるほどの完成度。

味噌汁と漬物が、地味にうれしい

イートインだと味噌汁と漬物がついてくる。
この味噌汁、あなどれない。

出汁がしっかり効いてて、食後の余韻をやさしく締めてくれる。

口の中に残った甘辛いタレの後を、味噌汁がすっと流してくれる感じ。

ごちそうさまでした。
思わず、店員さんに深くお辞儀したくなる満足感。

まとめ:豚丼って、奥が深い

豚丼ってシンプルだけど、店によって驚くほど個性が出る。

「かしわ」は、その中でも
・炭火の香ばしさ
・ぶ厚いのにやわらかい肉
・絶妙なバランスのタレ

という三拍子が揃ってる。

正直、観光地じゃないからこその空気感も好きだ。
店員さんの接客も丁寧だけど、気取りがなくて、なんかホッとする。

帯広で豚丼を探してるなら、ちょっとだけ足をのばして音更へ
「豚丼のかしわ」、絶対に後悔しないはずだ。

オジサン、今日も満腹です。

音更には素晴らしい温泉とサウナがあるホテルもある。なんて素敵な町なんだろう。

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日常をネタにするオジサン
ちょっと年を重ねたオジサンです。 出張先でふらっと町を歩いたり、家でコツコツ料理したり、たまに趣味をこじらせたりしています。 過ぎた時間は戻せないけれど、「これからの毎日くらいは、ちゃんと楽しみたい」。 そんな気持ちで、気まぐれにこのブログを更新中。 できることから、オジサンなりに面白がって生きてます。 共感してくれるあなたと、どこかでつながれたら嬉しいです。
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